2005年電波ソング大賞

まとめサイトを見るとなるほどと思えるものが多い。電波系ソングは大まかに二つの系統、イタ電波系と萌え電波系に別れると思う。イタ電波系では音を微妙に外しつつ、イタイ歌詞でリスナーの脳内メルトダウンを狙ったモノ。萌え電波系は、ノリのいいメロディ…

狂乱家族日記 参さつめ

作者:日日日[あきら]出版社/メーカー:エンターブレイン 狂乱家族日記の参さつ目。文章の評価についてはもはや語るまでもないが、それでも言わせてもらうと、この巻ではライトノベルにありがちな設定の付け加え方に見るべきものがある。設定を説明する設定…

狂乱家族日記 弐さつめ

作者:日日日[あきら]出版社/メーカー:エンターブレイン 積まれている本を崩そうと手に取ったのが狂乱家族日記の弐さつめ。参さつめも積んだまま。早く崩したいが、最近なかなか時間をとれない。日日日は執筆ペースが速いから気を抜くとあっという間に積み…

2005年ベストエロゲー投票スレッド

今日0:00から始まっている。現在はそれほど盛り上がってないみたい。投票期間は一週間。暇な人はどうぞ。 それと、「つまらんかった」「地雷だ」など文句をいいたい人は2005年ワーストエロゲー投票スレッドというのもあるようなので、そちらにどうぞ。*1 *1:…

涼元悠一氏、VisualArt’sの外注に*2 (独り言以外の何か経由、だいちゃんの時間を見つけて書く日記より)

一番無難な落としどころかもしれない。そもそも外注であれば、毎日出社する必要もなくなるし、必要に応じて打ち合わせに出ればいい。もちろん才能を枯らしてしまうと干されるし、下手な仕事をするといつ切られてもおかしくないわけだが。

楓の剣!

*1 作者:かたやま和華出版社/メーカー:富士見書房 富士見ヤングミステリー大賞の佳作。 可もなく不可もなく、ごく普通の作品。序盤の楓と弥比古の軽快なやりとりはなかなかいい。江戸の街の賑やかな様子もよく描写されている。ただ物語の展開はありきたり…

Getchu.com 2005年・年間セールスランキング

げっちゅ屋の2005年、年間セールスランキングが発表されたようです。さすがに話題作は上位に来ているようですね。TH2XとかFate/hollow ataraxiaとか、明け瑠璃とか。 一方パルフェが30位程度に留まっているのが印象的。車輪、あやかしびと、最果てのイマ、群…

2005年ベストエロゲー投票準備スレッド

2chで例年行っているもの。投票期間は1/16から一週間。投票準備スレッドでは、結果予想や進行状況の予想などじわじわと盛り上がってきている。

神栖麗奈は此処に散る

時間軸は前作の前の話。人間ではないものの存在としての神栖麗奈の誕生までを描いている。 実に惜しい作品。まず驚くのは1章の神がかった出来の良さ。地の文や会話文を用いて、直接、間接を問わず、催眠誘導的な技法を凝らして描かれている。そのため作品世…

2005年乱舞界ベスト10、2005年萌えキャラベスト10投票開始

げいむ乱舞界が毎年主催するランキング。結局、恒例のごとく更新が遅れてしまったようですが*1昨晩から投票が始まっている模様。HNの入力が必要だったり、ちょっと他の投票所と異なるルールなのできちんと目を通すべし。今年もまた掲示板を用いた人力集計…

神栖麗奈は此処にいる

一作目同様、絵が無く地味な表紙。着想はよくある系統の作品。こういったカラーの作品を読んだことがなければ、読み始めとして最適かもしれない。 以下ネタバレ

2005年電波ソング大賞*3(ガイドライン@2ch掲示板 笑える電波ソングを集めるガイドライン20曲目、独り言以外の何か経由)

電波ソングも最近は慣れてきた。それでも最初に聞いた電波ソングの衝撃は忘れない。

2005年ギャルゲーランキング ささら狂徒によるテロは収束か?

2ch葉鍵板、ささらスレから大量のささら狂徒が流れ込むことによって起こった同騒動だが、増加分の一部のささら票を削除することにより決着がついたようだ*1。 ギャルゲーランキングの掲示板では、ささらスレでのあおりや祭りは特定票への誘致活動ではなく告…

2005年ギャルゲーランキングにおいて不正投票?

2005年ギャルゲーランキングのキャラクター部門で突然投票がささら一色に。 2006/01/04 01:33:03 久寿川 ささら(To Heart 2 XRATED) (p12198-adsau16honb10-acca.tokyo.ocn.ne.jp) ...ささらの可愛さは異常 2006/01/04 01:31:51 大音灯花(車輪の国、向日葵…

2005年ランキング

げいむ乱舞界ではどうなるか危ぶまれていたが、どうやら明日あたりからランキングが始まるもよう。 ちなみに批評空間では、リンクは存在していないが、すでに統計のページは存在している。 あと個人的に気になるのはGetchu.com、PCゲーム館のセールスランキ…

これならわかる簿記・経理―絵とき版

年明けくらい普段読まない本をよんでみよう、ということで実用書に手を出す。参考までに私はばりばりの理系で簿記も経理も素人でなにも知りません、というわけでもしかしたら変なことを言ってるかもしれないので、そのあたりに気付けば指摘していただけると…

W堀江

例のCMの話題。ニュー速VIPブログで見つけた。コメントもいいが、面白いのが92氏のこれ。巡回をちょっとさぼるとこんな面白いモノを見逃したりする。年末年始とはいえ気が休まらない。

エロゲメーカにとって絵師さんとはブランドの看板

2005年部門別ギャルゲーランキングで夜明け前より瑠璃色なが善戦してるっぽい。オーガストについては、私の中でゲームのタイトルや出来よりも=べっかんこうという印象がつよいのですが、実際のところどうなのでしょう。プリホリ=べっかんこう。はにはに=…

涼元悠一がVisualArt's/Keyをクビに

巡回先でみつけた。どうやらクビになったらしい。こういうのはどちらが悪いという事は少なく大抵は両者に問題があるわけだが。今後のKeyの開発がどうなるのか心配だ。 ところで氏のホームページに公開されているナハトイェーガーのあらすじを読んで不安にな…

アンダカの怪造学(2)

作者:日日日[あきら]出版社/メーカー:角川書店 相変わらず。安定した文章、しっかりした構成。文字は多めだけれども、読みやすい工夫がされている。文に華はないが、地味ということもなく、安心して読める。 一冊の中に含まれる伏線の量も多すぎることもな…

新年明けましておめでとうございます。去年はいろいろありました。 小説では日日日が話題になりました。 エロゲでは2004年の大作ラッシュが落ち着き2005年は比較的おとなしい年でしたが、School Daysや車輪、群青などアクが強い作品を支持する層が広がる一方…

神様家族(7)

作者:桑島由一出版社/メーカー:メディアファクトリー いつもの通り。前半は軽いギャグから入って、後半にゆくにつれてシリアスな展開。 ちょっとギャグの部分が上滑りしている感じがしたから★2.5個にしてるけど、ストーリーやテーマ自体はありがちだがそれ…

亡国のイージス(上)(下)

作者:福井晴敏出版社/メーカー:講談社 ロードショー公開前に買ってそのまま積まれていたのを発掘。結局映画も見に行かなかったのだが見つけたついでに読んでみた。 上巻は序章で主要人物の過去を洗っている。この部分はさすがに読者を引き込むために気を遣…

GUNSLINGER GIRL(6)

作者:相田裕出版社/メーカー:角川(メディアワークス) 義体の二期生が入り、物語はいよいよ佳境へと入ってゆくのだろうか。 以下ネタバレあり

作者:薬丸岳出版社/メーカー:講談社 第51回江戸川乱歩賞受賞作。 文章はしっかりしているけど、とても地味。最初の十ページ程度は読者を作品に引き込むため気を遣って書かれているけれどもそれだけ。けれどもこの小説には素晴らしい点がある。構成が桁外れ…

GOSICK(5)

作者:桜庭一樹出版社/メーカー:富士見書房 トリックについては、これまで同様、大昔の子供向けミステリを読んでいるような気持ちにさせられる使い古されたネタ。だがこの小説はミステリといよりも、時代に流されて生きてきた人々のしがらみと、久城一弥と…

出版社/メーカー:Leaf コンプ。共通部分のテキストがいまいちのせいか一周目は結構眠かった。 納得いかないのは、ささらルートの主人公の馬鹿さ。 他のルートでもそこそこヘタレに見える主人公が、ささらルートではその10倍は馬鹿でヘタレになっている。 良…

夏と花火と私の死体

作者:乙一出版社/メーカー:集英社 もう何度読んだかわからない。年に数回は読み返す。そして読む度に新しい発見がある。GOTHもいいけど、個人的には乙一の作品の中ではデビュー作である本作が一番好き。間接誘導などの心理学的な効果をうまく用いた描写や…

2005年部門別ギャルゲーランキング

2005年部門別ギャルゲーランキング主催:Take it easy!! この時期になると必ずあるのがこの種のランキング。サイトによって順位がかなり違ったりして面白い。今年はどうなることやら。 様々なサイトを渡り歩いた感触としては総合で 本命:「パルフェ」「つよ…

ROOM NO.1301#7 シーナはサーカスティック?

作者:新井輝出版社/メーカー:富士見書房 三人称のように見えて実は一人称というちょっと変わった文体は相変わらず。「ック」で終わる副題も相変わらず。地の文が極端に少なく会話を中心にして話が進んでゆくのも今まで通り。そして、お約束のように今回も…