2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

神様家族(7)

作者:桑島由一出版社/メーカー:メディアファクトリー いつもの通り。前半は軽いギャグから入って、後半にゆくにつれてシリアスな展開。 ちょっとギャグの部分が上滑りしている感じがしたから★2.5個にしてるけど、ストーリーやテーマ自体はありがちだがそれ…

亡国のイージス(上)(下)

作者:福井晴敏出版社/メーカー:講談社 ロードショー公開前に買ってそのまま積まれていたのを発掘。結局映画も見に行かなかったのだが見つけたついでに読んでみた。 上巻は序章で主要人物の過去を洗っている。この部分はさすがに読者を引き込むために気を遣…

GUNSLINGER GIRL(6)

作者:相田裕出版社/メーカー:角川(メディアワークス) 義体の二期生が入り、物語はいよいよ佳境へと入ってゆくのだろうか。 以下ネタバレあり

作者:薬丸岳出版社/メーカー:講談社 第51回江戸川乱歩賞受賞作。 文章はしっかりしているけど、とても地味。最初の十ページ程度は読者を作品に引き込むため気を遣って書かれているけれどもそれだけ。けれどもこの小説には素晴らしい点がある。構成が桁外れ…

GOSICK(5)

作者:桜庭一樹出版社/メーカー:富士見書房 トリックについては、これまで同様、大昔の子供向けミステリを読んでいるような気持ちにさせられる使い古されたネタ。だがこの小説はミステリといよりも、時代に流されて生きてきた人々のしがらみと、久城一弥と…

出版社/メーカー:Leaf コンプ。共通部分のテキストがいまいちのせいか一周目は結構眠かった。 納得いかないのは、ささらルートの主人公の馬鹿さ。 他のルートでもそこそこヘタレに見える主人公が、ささらルートではその10倍は馬鹿でヘタレになっている。 良…

夏と花火と私の死体

作者:乙一出版社/メーカー:集英社 もう何度読んだかわからない。年に数回は読み返す。そして読む度に新しい発見がある。GOTHもいいけど、個人的には乙一の作品の中ではデビュー作である本作が一番好き。間接誘導などの心理学的な効果をうまく用いた描写や…

2005年部門別ギャルゲーランキング

2005年部門別ギャルゲーランキング主催:Take it easy!! この時期になると必ずあるのがこの種のランキング。サイトによって順位がかなり違ったりして面白い。今年はどうなることやら。 様々なサイトを渡り歩いた感触としては総合で 本命:「パルフェ」「つよ…

ROOM NO.1301#7 シーナはサーカスティック?

作者:新井輝出版社/メーカー:富士見書房 三人称のように見えて実は一人称というちょっと変わった文体は相変わらず。「ック」で終わる副題も相変わらず。地の文が極端に少なく会話を中心にして話が進んでゆくのも今まで通り。そして、お約束のように今回も…

ソースコード公開

どうやら、Leafがソースを公開する事になった模様。 ・弊社製品のムービー再生にxvid.orgのムービー展開ライブラリを使用していた件について。 こういったゲームの売りは、シナリオとグラフィックや音楽データといった部分で、エンジン部分にはないわけで、…

GPL感染?

大丈夫なのだろうか……。エディタでEXEを覗いてみると確かに以下の文字が。 This software is derived from the GNU GPL XviD codec (devel). Your software distributor has to give access to its source code. 現行スレはこっちらしい。 他にもここやここ…

ささらルートを終わったのだが……

以下ネタバレ注意

キャラクター人気投票

出版社/メーカー:あかべぇそふとつぅ とっつあんがキャラクター人気投票でトップを独走中の模様。 気持ちはわからないでもない。だがお前ら正気かと問いたい。確かに数々の名言もある。人生の酸いも甘いも噛みしめた人間ならでわの存在感もある。重要な場面…

DJラオウ

某所からのリンクをたどって見つけた。微妙にテンションの低いラオウと絶妙な間の取り方がいい。パチスロはやらないのですがそれでも笑えました。

半落ち

やってしまった orz 小説を読む前に最後のページ。ISBNとか、発行者とか、刷年月日とか著者略歴が載っているページを眺めてから読み始めたのですが。そこの余白に「※2005年9月現在、〜」とかいう注釈がありました。その時は単に昔と今で状況が変わったから注…

あちこちのサイトを見て回っているのですが、発狂していたり、データ操作をけなしている書き込みなどが多い。 そんな中でしたらば掲示板で比較的賛同できる意見があった。 マイナス点 ・元々都合のいい設定が、物語を薦めるにつれ、 さらに都合のいい設定に…

半落ち

今更ですが「半落ち」を読んでる最中です。現在最初の章を読み終えた段階。 これほど臨場感のある小説というのも珍しいのではないでしょうか。 面白いのはこの最初の章において読者を引き込むために、暗示によるトランス状態への誘導が用いられており、それ…

5章〜ENDまで(総合評価)

いや……、これは許されるのでしょうか? 驚きよりむしろ「ハァ? そうですか」って感じのほうが強いです。 謎解きや伏線を楽しむという意味では完全に駄作かもしれません。でも感動ものとしては良作ではないかと思います。 最後は、あっけなく幸せに終わりま…

4章

取りあえず1周目終わりましたが、4章の感想から。 今までで一番短いでしょうか。特に問題もなく、思った通りの展開で、ストレートに感動に誘うシナリオです。 相変わらず伏線っぽい文章は多いですが、4章終了時点ではそれらが少しずつ後ろで繋がっていってる…

3章まで終了

3章ですが終盤にさしかかるまでは退屈です。 中盤で、主人公が活躍する場面があるのですが、本来燃えるべき場面で燃えません。主人公が何でもありのため当然でしょう。 終盤においてふたたびヒロインがヒロインらしからぬ行動を取る場面があります。 ですが2…

第2章まで終わりました

まず良いと思われる点について。まだ2章を終わった段階ですが伏線が相当ありますね。しかもそれと分かる形の伏線と、気付きにくい伏線も大量に張られています。分かる人には分かる心理学的な叙述トリックも大量に含まれています。ただそれらを最終的にうまく…

1章〜2章冒頭まで

良い点は文が非常に読みやすい事と、掛け合い漫才が面白い事です。文の読みやすさは単純に技法的なものですので、ライターさんの文を書く能力は非常に高いのではないかと思います。 心配する点は主人公のキャラクター設計です。様々な属性が与えられています…

さっそく買ってきた

出版社/メーカー:あかべぇそふとつぅ 批評空間では相変わらず怪しげなデータが飛び交っているようです。ここまでやられるとさすがに気分が悪くなる人もいるでしょう。どちらにせよ面白いものはそれなりの理由があって、面白くないものも同様でしょう。 その…