秘曲 笑傲江湖 第1巻〜第7巻

秘曲 笑傲江湖〈第1巻〉殺戮の序曲 作者:金庸
監修:小島瑞紀
訳:岡崎由美
出版社/メーカー:徳間書店

 武侠小説*1。面白いとはうわさに聞いていたのですが、これほどまでとは思わなかった。武芸に生きる人々が生き生きと、面白おかしく、そして時には生々しく、あるいは殺伐と描かれている。むろん武侠小説によくある、トンデモな技の数々は健在。先の読めないトンデモ展開も数多い。そして最終巻の意外な結末。
 第1巻の最初の方は訳がこなれていないせいか、かなり読みにくい。だが、それを過ぎると、みるみる展開に引き込まれてゆく。ここ数日ネットにも繋がず、徹夜しながら最終巻まで一気に読み終えた。

*1:武侠小説とはいっても以外に萌え要素も多い。恥ずかしがる盈盈はなかなかいいです。