もしも明日が晴れならば

つばさENDにたどり着きました。
 導入部と会話以外に光る文章はありませんがエロゲなので問題ないでしょう。
 展開や話の構成はありきたり。次の展開も見える。だがそれがいい。幽霊ものの王道ってやつ。王道は王道なりにきちんと構成を練らなければ「またかよ」で終わってしまうのですが、そんなこともありません。
 しかし問題点もある。お話途中の感動すべき場面の前展開で文章や会話が軽く、展開についていってないのはいただけない。
 では感動できないのかというとそんな事はない。音楽やCGの演出はいいし感動はきちんと与えてくれる。でも最終章を除き下地が不十分なため、自分がなぜ感動できるか理解できなかったりする。あれ? なんでおれ感動してるんだっけ??? という事しきり。他人の感動物語をはたから見ている感じである。内部視点だが感覚的には外部視点に近い。どちらかとういうと映画やアニメ、演劇などに近い。

今のところの感想は
「外部視点的マルチストーリーギャルゲーの感動物」
って感じ。

ストーリ以外で気になった点
・神社の木や背景が薄っぺらい(影の向きもおかしい)
・スキップが神がかり的に遅い
・やはり明穂はウザい

つばさの「不遇だよーーーーーーー」はいいです。