もしも明日が晴れならば

 三章まで終えました。肝心の幽霊なのですが、しょっちゅう主人公のそばにいて理想論ばっかりさえずって、ウザくてウザくて仕方ありません。
 演出はいいです。ただその演出は立ち絵などのビジュアル面や音楽が主で、テキスト技法による心理誘導的演出はなく、テキストで光っているのは重要なシーンでのキャラクターのセリフのみ。そのため読み応えはありません。*1
 物語の構成はかなりよくできてる。展開を読ませながらも次が気になるような感じ。ただ最後までやりとおせるかどうかはわからない。幽霊以外のキャラクターは非常に魅力的。どうやら幽霊を相手にした忍耐力の勝負になりそう。

*1:エロゲだしテキストに読み応えを求めるのが邪道という話もある。